毎日のおむつ替えで何気なく使っているおしりふき。大きく分けてトイレに流せるものと流せないものとがありますが、トイレに流せるおしりふきと聞くと、離乳食が始まったタイミングや、トイレトレーニングが始まってから使うものだと思っているママやパパは少なくないようです。ところが、ピジョンが行ったアンケートによると、トイレに流せるタイプのおしりふきを最初に購入した時期のお子さまの月齢が生後0ヵ月~5ヵ月と答えた人は、全体の24.0%! 低月齢から使っているご家庭が一定数あることが明らかになりました。低月齢から使うと、何が便利なの? コスパよく使う方法とは? 役立つシーンって? 先輩ママたちの声から見えてきた、トイレに流せるおしりふきの優れたポイントを大公開!
目次
流せるおしりふきって必要なの?
トイレに流せるおしりふきの最大のメリットは、その名の通り、赤ちゃんのおしりをふいたあとにそのままトイレに流すことができること。おむつのゴミを減らせるうえに、気になるニオイも軽減することができます。使っているママやパパにとってはなくてはならない育児グッズとなっている一方で、赤ちゃん用おしりふき市場でのマーケットシェアは高いとは言えず、知らない人も多いのはもったいない! そこで、先輩ママたちが「トイレに流せるタイプのおしりふきがあってよかった!」と思った場面を、ピジョンに寄せられたコメントの中から紹介します。
外出先でゴミを減らしたいときやうんちのニオイが気になるとき
マンション住まいのため、一回のゴミの量が限られている。流せるおしりふきだとゴミを減らせることができるので、あってよかった!
子どもが初めてノロウイルスに感染したとき。おしりふきをゴミ箱ではなくトイレに流したほうが感染が防げると思った
帰省やおでかけのときに流せないタイプを使っていたが、ニオイとゴミの量に悩んでいた。そこで流せるおしりふきを使ったところ、悩みが解消。おむつ替えが一気にラクになった
車での長距離の移動の際に大助かり! ずっと車内に置いておきたくないので……
夏場のゴミのニオイが気になるとき、トイレに流せばニオイが軽減できるので便利!
先輩ママたちが流せるおしりふきを使い始めたのはいつ頃? きっかけは?
先輩ママたちに流せるおしりふきを使い始めた年齢を聞くと、0~5ヵ月が24.0%と最も多い結果になりました。また、産後すぐの新生児期から使い始めた人も12.3%いました。
次に多かったのが、6~11ヵ月。離乳食が始まり、うんちの形状が変わったり、ニオイが気になったりする頃に使い始めるママが多いことがうかがえます。その次の山が、2才~2才5ヵ月。トイトレを考え始める頃にトイレに流せるおしりふきを手にとるママが多いことがうかがえる結果になりました。
最近、プレママの中でも出産前に準備する入院バッグにおしりふきを入れるママも増えています。一般的なおしりふきとあわせてトイレに流せるおしりふきを持っておけば、産後のママのさまざまな痛みや不快症状のときにも役立ちます。
実際に、トイレに流せるおしりふきを購入したきっかけについて詳しく聞いた結果がこちら。
Q.トイレに流せるタイプのおしりふきを購入したきっかけは(複数回答)?
新生児期(産後すぐ)、離乳食期、トイレトレーニングの時期にそれぞれ使ったママたちの声もチェック!
■新生児期(産後すぐ)
うんちをふいたものをそのままトイレに流すことができて、慣れないおむつ替えが少しだけラクになった
おしりにうんちがべったりついてるときに、ふいたおしりふきをそのままトイレに流せて助かった
産後の悪露のときにママも使える
会陰切開直後や痔など、産後の下半身のトラブルがあるとトイレが恐怖。そんなときにやさしくふけて、トイレに流せるおしりふきは本当に便利!
■離乳食期
成長に伴って食事の量や種類が増えたことにより、便のニオイがキツくなった。同時に便の形状も変わり、おむつからはがれやすくなったこともあり、便と一緒にトイレに流せるおしりふきが便利になった
■トイトレの時期
トイレトレーニング時の自分でやりたい!という気持ちを応援するのにもぴったりだった。トイレットペーパーでは上手にふけない時期でも、トイレで流せるおしりふきならキレイになるし、自分でさせてあげられるので自信になったと思う
トイレットペーパーだときちんとふき取り切れないこともあり不便だが、流せるタイプだときれいにふけるのでおむつが外れてからはずっと使用している
※使用者の感想であり、製品の効果や安全性を保証するものではありません。 また、目や粘膜および傷口には使用しないでください。
流せないタイプとの使い分けがおすすめ!
ここまでのアンケートを見てきて、トイレに流せるおしりふきはさまざまなシーンで役立つことがわかりました。
また先輩ママたちの4分の1(25.0%)は、複数のおしりふきを使い分けているという回答結果が出ました。使い分けているママたちのコメントから、流せないタイプと使い分けることで、トイレに流せるおしりふきの特長を最大限に生かすような使い方をしていることが見えてきました。
流せるおしりふきと流せないおしりふき。先輩ママたちはこんなふうに使い分けていました。
■大か小かで使い分け
おしっこのときは流せないおしりふきを、うんちのときはトイレに流せるおしりふきを使っている
■自宅かその他の場所かで使い分け
家では普通のおしりふき、おでかけ先では流せるタイプを使用
■トイレかその他の場所かで使い分け
トイトレ中なので、トイレでは流せるおしりふきを、室内や外出時には普通のおしりふきを使っている
■きょうだいで使い分け
上の子のトイトレでは流せるおしりふきを、まだおむつの下の子は流せないおしりふきを使用
■うんちの形状で使い分け
おしりが汚れやすい下痢ややわらかめのときは流せるおしりふきを使う
トイレに流せる固くてコロコロしたうんちのときは、おしりふきも一緒に流せるようトイレに流せるタイプを使う
■シーンで使い分け
ニオイが気になるので、お出かけのときと自宅でもうんちのときは流せるおしりふきを使っています
トイレに流せるおしりふきはあると本当に便利ですが、流せないタイプよりも商品単価が割高です。だから普段は流せないタイプを使って、うんちのときなどはトイレに流せるおしりふきを使うなど、2つを使い分けることは、コスパの面においても賢い選択と言えます。
トイレに流せるおしりふきであればゴミが減らせるので、外出時もとても便利。まずはおでかけ用と自宅用とで使い分けるのもおすすめです!
ピジョンの「トイレに流せるおしりナップ」3つのポイント
ピジョンの「トイレに流せるおしりナップ」は、発売40年を超えるロングセラー商品。やさしいふき心地にこだわった肌ざわりと成分で、新生児から使えます。ここでは、育児用品メーカーならではの、赤ちゃんへのやさしさにこだわった商品特長を紹介します。
1.赤ちゃんにやさしい肌ざわり>>ふんわり厚手のやわらかシート
やわらかい不織布でできているシートは、ふんわりやさしいふき心地です。それは、赤ちゃんのおしりを一番に考えているから。赤ちゃんの皮膚は、大人の皮膚の半分の薄さで、とてもデリケート。そんな赤ちゃんのお肌を傷つけないやわらかさになっています。
また、シートのやわらかさは、トイレに流せるようにするためにも重要なポイントです。ピジョンの「トイレに流せるおしりナップ」は、水流の力でほぐれやすいシートなので、うんちと一緒にトイレに流せてラクチン処理!
ここで、本当に水でほぐれやすいのか実験!
ペットボトルの水に「トイレに流せるおしりナップ」を入れます。
そのまま数回振ると「トイレに流せるおしりナップ」はほぐれて細かくなりました。
※トイレに流す場合は、1~2枚ずつ「大」の水量で流してください。このティッシュは水流の力でほぐれるので、水流が弱いとトイレに詰まる可能性があります。
2.赤ちゃんのおしりにやさしい>>汚れからおしりを保護する成分配合
ふきとった後に汚れの付着を防ぐ成分「ヒドロキシエチルセルロース」を配合。赤ちゃんのデリケートなおしりをやさしく保護します。
※汚れがまったくつかないわけではありません。
3.赤ちゃんへの体にやさしい>>無添加
PG(プロピレングリコール)、パラベン、IPBC(ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル)、アルコール、着色料、香料は不使用。体や手足ふきにも使えます。
使いやすさも考えて、隠れたひと工夫も!
トイレに流せるおしりふきは水に溶けやすくする仕様になっているため、取り出すときにやぶれてしまうことも。そこでピジョンの「トイレに流せるおしりナップ」は、トイレに流せないタイプと比べて、シートの取り出し口を少しだけ大きくしています。
取り出すときは、取り出し口を手で押さえずにやさしくつまんでそっと引き出すのが、きれいに取り出すポイントです。
1パックあたり、シートは72枚入り。他社商品と比べて枚数が多めなので、頻繁に購入する手間が省けるかもしれません。
まとめ
トイレに流せるおしりふきを愛用している先輩ママたちのコメントから見えてきたのは、トイレに流せるから、ゴミもニオイも減らせるということ。離乳食やトイトレが始まる前の低月齢の時期から持っておくと、おむつ替えやおでかけがグッとラクになるということ。コストを考えて、まずはトイレに流せるタイプと流せないタイプとの使い分けをしてみるのもいいですね。ご家庭の使い分けルールを考えてみてはいかがでしょうか?
文/羽田朋美(Neem Tree) 写真/矢部ひとみ