マタニティ・ベビー用品のベビーザらス。日頃からたくさんのベビーグッズに触れている目利きバイヤーのお三方に、ピジョンのベストバイアイテムについてインタビューしました。さらに、ピジョンアイテムをお得に買えるピジョンフェスティバルについてもご紹介いただいたので、ぜひご一読ください。
目次
バイヤー・五十嵐さんが教えるピジョンベストバイアイテム
ベビーカー「BASIS(ベイシス)」シリーズ
ーーピジョンとベビーザらス共同で企画・デザインされた大人気ベビーカーシリーズ「BASIS」。今年の秋、シリーズ第4弾の「カジュアルデニム」が登場しましたが、五十嵐さんは第1弾から製作に携わっていらっしゃるそうですね。デニムに着目されたのは、どういった理由からなのでしょうか。
五十嵐さん
4年前のスタート当時、一般的なベビーカーは、どちらかというとちょっとツルッとした生地が多くて、色味はネイビーが主流でした。そこで、素材感が出るような生地にしてオリジナリティを出したかったのと、ママもパパもどちらも使えるデザインにして、ママもパパも一緒に楽しく育児をしてもらいたいという思いから、デニム調の生地を採用しました。実際に、ヒアリングでは「パパがデザインを気に入って購入した」というお声も多くいただいており、うれしい限りです。
ーー「ママもパパも一緒に楽しく育児して欲しい」というメッセージがデザインにも入っているなんて、素敵ですね。「BASIS」はデニムにこだわりながらも、デザインは少しずつ変化しているようですね。
五十嵐さん
はい、当初は濃いデニムで、もうちょっとシックな感じだったのですが、今回はデニム感を出して、シートと幌の裏地にはボーダーを組み合わせて、ナチュラルな印象に仕上がっています。
ーーほどよくカジュアルで、お洋服とも合わせやすそうだと思いました。
五十嵐さん
デニムとボーダーは、服のコーディネートでもよくある組み合わせですが、やはり相性がいいですよね。デニムの色は難しく、毎回、結構悩みます。もっと薄い色だとカジュアルすぎてしまったり、濃すぎるとシックになりすぎてしまったり……。
「ママもパパもどちらも押しやすいデザイン」ということを念頭に置きながら、今回の第4弾も、ちょうどいい色味に着地できました。
ーーデザインの細部にいたるまで、こだわったものづくりをされているのが伝わります。
五十嵐さん
このBASISシリーズは、A形ベビーカーの「Runfee(ランフィ)」とB形ベビーカーの「Bingle(ビングル)」という、ピジョンさんがお持ちの機種にオリジナルのデザインをのせているので、デザインが勝負なんですね。
とは言え、BASISは「ユニークさや流行ではなく、あなたと赤ちゃんの毎日に、さりげなくなじむベビーカー。飾らないからこそ、あなたを引き立て、らしさをつくりだしていく。」というコンセプトのもと作っているので、ベーシックであることが根底にありながらも、BASISらしさを打ち出していく必要があります。
そうなると、やはり細かなニュアンスの部分が大切になってくるので、ボーダーの太さやグレーの色味についても、かなり検討しましたね。本当の綿ではないから、杢の感じとか、ニュアンスを出すのがすごく難しいと思うのですが、ピジョンさんはいい色にあげてくださるので、毎回、妥協することなくできあがりますね。
ーー今では「デニム調のベビーカーといえばBASIS」と認知が広まっていますが、街で見かけることも多いのではないでしょうか。
五十嵐さん
そうですね。ベビーカーの方が歩いていらっしゃると、つい見てしまうのですが(笑)、BASISは一目でわかるので、見かけるたびに幸せな気持ちになっています。社内のママたちにも、使っている方が結構いて、それも励みになりますね。
BASISはベビーザらス限定販売商品なのですが、「BASISを買いたい」と言って来店されるお客さまも増えてきているそうで、指名買いされるまでにブランドが成長したことも、うれしいですね。
ーー最後に、BASISをどういうシーンで使ってもらいたいですか。
五十嵐さん
今はこのような時代なので、なかなか自由におでかけするのが難しい状況だと思うのですが、そうした中でも、近所の公園など、赤ちゃんと一緒にお散歩を楽しんでいただきたいと思います。
バイヤー・高村さんが教えるピジョンベストバイアイテム
さく乳器「母乳アシスト 電動Pro Personal」
ーーまず、「母乳アシスト 電動Pro Personal」(以下「母乳アシスト」)を選んだ理由をお聞かせください。
高村さん
最初は授乳のコツがつかめなかったり赤ちゃんも上手に吸えなかったりして、軌道に乗るまでは授乳で苦労するママは少なくありません。授乳は本来楽しくて幸せなものなのに、苦痛なものになってしまうのは、残念ですよね。
でも、さく乳器があれば、かなり助けてもらうことができるので、さく乳器は弊社としても一押しのアイテムなんです。私自身も子育てをしている中で、授乳期間はとても苦労しました。夜眠れないこともあって、そんなときにさく乳器があると、夫にバトンタッチして授乳してもらえるので、体を休めることができるんですね。だからみなさんにもどんどん使っていただきたいという思いから、「母乳アシスト」を選ばせていただきました。
産院で使われているピジョンさんのものだということは、私たち小売からしてももちろんのこと、ママたちにとっても信頼できるブランドなので、安心してオススメできます。
ーー「母乳アシスト」には、こちらの電動タイプ以外に手動のものもありますが、電動をオススメされる理由を教えてください。
高村さん
電動はおっぱいに当てているだけで手の負担が少なく効率よくさく乳できるので、初心者でも使いやすいです。また、どれくらいしぼれたかを連動するアプリに記録しておくことができるので、自分の母乳量が簡単にわかるのも、オススメする理由です。
ーー以前はさく乳器というと、ワーママの三種の神器というイメージが強い商品でしたが、多くのママに使っていただきたいですね。
高村さん
そうですね。授乳を苦痛なものに感じて欲しくないという思いが一番なので、働くママだけでなく、すべてのママに「母乳アシスト」を提案したいです。実際に、使っているお客様からは「夜休めるようになりラクになった」という声をよくいただいています。授乳初期の頃は母乳量が少なかったり、まったく出なかったりすることがあります。そうすると赤ちゃんはお腹がいっぱいにならないので、夜中でもすぐに起きてしまうんですね。「母乳アシスト」を使えば赤ちゃんが寝ている間にさく乳してある程度母乳をためておけるので、本当に便利です。
また、初めての出産だけでなく、二人目、三人目で、上のお子さんを見ながら赤ちゃんを育てる方にも使っていただけると、少しでも時間のゆとりが生まれるのではないかと思います。
ーーお店での動きはいかがでしょうか。
高村さん
非常に好評をいただいております。もちろん手動もいいんですけれど、電動で、高機能なのにそこまでお値段も高くなく、授乳が楽になる「母乳アシスト」なら、私たちも自信思ってオススメできるので、そういったメッセージがお客様に伝わっているのではないかなと思います。デザインもシンプルでお部屋に置いてもなじみますし、いろいろな機能がついているのにすっきりとコンパクトなデザインという点も、人気の秘密だと感じます。
ーー「母乳アシスト」の他に、母乳育児を楽しんでもらうためにオススメのグッズはありますか。
高村さん
哺乳瓶ですね。しかも、1本や2本でなく、たくさん持っているといいと思っています。私はドイツで出産をして、2才まで向こうで育児をしたのですが、ヨーロッパでは、哺乳瓶を5〜6本持って置くのが一般的なんです。たくさん持っていればすぐに洗わなくていいですし、いろいろな柄を楽しむことができますよね。高額なものでもないですし、日常的に使うものなので、ラクをしながら育児を楽しんでもらいたいなと思っています。
ーードイツと日本を比べると、子育てへの向き合い方は全然違いますか。
そうですね。ドイツだと、みなさんもっとラクをしていて、日本の方はストイックに子育てしているという印象があります。ヨーロッパでは、社会的にも「赤ちゃんは泣くものだから」という風潮がありますね。日本では、電車に乗っても赤ちゃんが泣くと降りてしまうお母さんが多いですけれど、欧米だと、周りの人があやしてくれたり、微笑ましく見てくれたりするので、泣いても慌てなくてよい環境があり、外出も気になりません。
世の中のみんなで赤ちゃんをサポートできる環境があれば、もっとラクなのに……と思いますね。
特に初めての子育ては不安がいっぱいですし、うまくいかないこともありますよね。そんなとき、ちょっと何かに頼ることで、ストレスから解放されると思います。
ベビーザらスでは、そういう思いやグッズをどんどん推奨していきたいなと思っています。ラクすることは決して悪いことではありません。「母乳アシスト」のような商品にどんどん頼って、自分の時間を少しでも持っていただきたいですね。
バイヤー・広瀬さんが教えるピジョンベストバイアイテム
「赤ちゃんのやわらかパックごはん」
ーーまず、「赤ちゃんのやわらかパックごはん」(以下「やわらかパックごはん」)を選んだ理由をお聞かせください。
広瀬さん
大人用のパックごはんは、普段お米を炊かれる方でもストックされているという方は多いと思います。一方で赤ちゃん向けのパックごはんは、今まではあまりなかったという認識でした。
ベビーフードもすべてご家庭で作られるというお客様でも、赤ちゃん用のパックごはんというのは、かなり需要があるんじゃないかなと感じました。ましてや主食ですので、多くのお客様に手を取ってもらえる商品なんじゃないかなと思ったことが、採用のきっかけです。
ーーご試食もされたんでしょうか。
広瀬さん
はい、試食しました。私が食べたのは9ヵ月の方なのですが、通常のごはんよりも若干やわらかめの五倍がゆでしたが、大人が食べても十分おいしかったですね。我が家には1才の子どもがおりまして、当時10ヵ月だったので食べさせたのですが、日頃、家で炊いているごはんを食べるのと変わらずに、おいしそうにしていました。
ーーおいしさのほかに、オススメのポイントを教えてください。
広瀬さん
6パック入りというのがいいですね。たくさん入っているので、一回買っておくと安心だと思います。
ーー売り場での動きはいかがでしょうか。
広瀬さん
はい、とてもよく売れています。店舗スタッフさんも、直感的に「これは売れるだろうな」というのを感じてくださっているようで、露出を高めようとか、山積みにして売りたいという声は現場から上がってきます。現場でも、最初の段階で感覚的に需要がある商品だというのを感じていたようです。
ーー「やわらかパックごはん」をどのようなシーンで使っていただきたいですか。
広瀬さん
今はこうしたご時世でなかなか難しいかもしれませんが、帰省や旅行先でとても便利だと思います。ちょっとしたお出かけにもオススメです。最近はフードコートなどにも電子レンジがありますので、「やわらかパックごはん」と、おかずはベビーフードを別途購入したものを持って行けば、お出かけ先のランチにも困らないかと思います。
大人が食べるごはんと別に、子どもが食べるごはんを用意するのは、結構大変ですよね。炊くのにも一定時間かかりますので、忙しい時は特に、こういう商品があると助けられると思います。
ぜひ、日常的にストックしておいて、ご活用いただければと思います。
ーー最後に、「ピジョンフェスティバル」について教えてください。
広瀬さん
12月9日(水)から1月7日(木)までの期間、トイザらス・ベビーザらス全店で実施します。今回の目玉企画として、キャンペーンが3つありまして、
1つ目が、トイザらス・ベビーザらスで使用できるギフトカードプレゼントキャンペーンです。
1等10万円分5名様、2等5万円分10名様、3等1万円分50名様という、総額150万円のプレゼントキャンペーンになります。
(ピジョン商品を1回合計税込5,000円以上購入頂き、twitterに商品レビュー・レシート番号・ハッシュタグ#ベビーザらス #ピジョンフェスティバルをつけてご投稿頂いた方が対象となります。)
2つ目が、ピジョン製品全品、ポイント10倍。
3つ目が、ピジョン製品1回545円(税込)以上購入で、ベビー麦茶を先着1万2000名様にプレゼント。
3つ目は店頭のみのキャンペーンで、なくなり次第終了です。
ーーオンラインストアでのお買い物でも、3つ目のベビー麦茶プレゼントキャンペーン以外は対象なのですね。
広瀬さん
はい、ギフトカードプレゼントとポイント10倍については、お店に行かなくても、オンラインストアのお買い物でご参加いただけます。
ーーこの機会に、「トイザらス・ベビーザらスオンラインストア」でお買い物デビューするのもいいですね。オンラインストアの上手な活用法があれば教えてください。
広瀬さん
オンラインストアには、トイザらスやベビーザらスの実店舗の在庫状況を見る機能があります。ご希望の商品がオンラインストアで欠品していたとしても、近くのお店をお調べいただいて、あれば購入することができますので、そこをうまく活用していただき、キャンペーン中であれば欲しいものを賢く手に入れられます。
ーー「ピジョンフェスティバル」の意気込みとお客様へのメッセージをお願いします。
広瀬さん
今年は自由に出かけることもままならない一年となってしまいましたが、そうした中でも明るい気持ちで子育てに向き合っていただければと思い、ピジョンさんと一緒に「ピジョンフェスティバル」を開催します。お得な商品やトイザらス限定の商品も多数取り扱っておりますので、このキャンペーンを通じて、うちのお店のおもしろさを体験していただきたいですね。
素敵な商品を見つけて、子育てをもっと楽しくしていただければと思います。