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【早見表あり】ベビーカーA形とB形の違いは?<br>担当者が解説!ベビーカーの選び方Q&A 【早見表あり】ベビーカーA形とB形の違いは?<br>担当者が解説!ベビーカーの選び方Q&A

2024.03.29

【早見表あり】ベビーカーA形とB形の違いは?
担当者が解説!ベビーカーの選び方Q&A

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これから赤ちゃんが生まれるみなさんも、赤ちゃんと一緒の生活をスタートさせたばかりのみなさんも、「そろそろベビーカーが必要だけれど、何を基準に選んだらいいの?」とお悩みのかたは多いのでは。そんなときはプロに聞くのが一番!…というわけで、今回はベビーカーのプロモーション担当を務める白須さんと石飛さんにベビーカーの選び方を教えていただきました!

A形B形の違いって?ベビーカーの基本のキ

Q. 「A形」「B形」とよく聞きますが、どんな違いがあるのでしょうか?

白須
SG基準(※)では、A形ベビーカーは「新生児を過ぎて(1ヵ月)から、または首が据わった乳児期(4ヵ月)から使用でき、最長で48ヵ月までの間で使用期間を定めたベビーカー」とされていて、首が据わる前の赤ちゃんでも乗れるよう150°以上シートがリクライニングできるのが特長です。また、一般的にハンドルを切り替えたりシートを外して切り替えたりすることで、対面・背面の両方で使用できる仕様が多くみられます。

(※)一般財団法人製品安全協会が定める商品の安全性を保証する制度で、「SG」はSafe Goods(安全な製品)の略号。

ピジョンのA形ベビーカー「Runfee(ランフィ)」対面に切り替えた画像 ピジョンのA形ベビーカー「Runfee(ランフィ)」背面に切り替えた画像

ピジョンのA形ベビーカー「Runfee(ランフィ)」の場合は、100度から175度までリクライニングの角度が調節可能。また、ワンアクションで簡単に対面・背面に切り替えることができます。

ピジョンでベビーカーのプロモーション担当の白須さん。2児のママでもあります。

ピジョンでベビーカーのプロモーション担当の白須さん。2児のママでもあります。

石飛
B形ベビーカーは「腰がすわった生後7ヵ月以上から使用でき、最長で48ヵ月までの使用期間を定めたベビーカー」とされています。シートの向きは周りの景色が楽しめる背面式。A形に比べるとコンパクトで軽量、持ち運びやすいのが特長です。

ピジョンのB形ベビーカー「Bingle(ビングル)」は赤ちゃんを抱っこしたままでも片手でパッと折りたため、3.9kg(※インナーシート除く)と超軽量仕様です。

ピジョンのB形ベビーカー「Bingle(ビングル)」は赤ちゃんを抱っこしたままでも片手でパッと折りたため、3.9kg(※インナーシート除く)と超軽量仕様です。

ベビーカーを含むピジョン商品の営業経験を経て、現在はビングルのプロモーションを担当する石飛さん。

ベビーカーを含むピジョン商品の営業経験を経て、現在はビングルのプロモーションを担当する石飛さん。

ピジョンのベビーカーは、左(「Runfee(ランフィ)」)と中央(「nautR(ノートアール)」)がA形、右(Bingle(ビングル)がB形。

ピジョンのベビーカーは、左(「Runfee(ランフィ)」)と中央(「nautR(ノートアール)」)がA形、右(Bingle(ビングル)がB形。

使用月齢 A形 両対面式
生後1ヵ月~生後36ヵ月
※ピジョンの場合
B形 背面式
生後7ヵ月~生後48ヵ月
※ピジョンの場合
両対面 ※機種によってできないものもアリ ×
重量 重め※3kg後半~10kgまで幅広い 軽め※3kg前後のものが多い
リクライニング 水平近くまで倒せるものが多い できないものもある
価格 安価なものから高額なものまで幅広い 比較的安価なものが多い

Q. おすわりができるまでは抱っこひもを使って、生後7ヵ月頃からB形のベビーカーデビューをするのはありですか?

ピジョンのA形ベビーカー「Runfee(ランフィ)」のハンドルを対面・背面に切り替える白須さん

白須
もちろんありなのですが、新生児の頃は小さくて軽いので抱っこ紐で大丈夫と思っていても、3ヵ月を過ぎた頃から「たくさんの荷物を持ちながら、赤ちゃんも抱っこするのは大変!やっぱりベビーカーが必要…!」と、あわててベビーカーを購入される方も多いんです。また、「デパートや商業施設にはベビーカーがあるから大丈夫だと思っていたら、腰がすわってからの赤ちゃんを対象にしているB形しかなくて使えなかった…」という声も。赤ちゃんとのお出かけの頻度や、出かける際にママが1人のことが多い場合には、A形からベビーカーデビューすることを検討してみてくださいね。

ベビーカー選びのポイント

Q. 何を基準に選んだらよいですか?

白須
ライフスタイルに合わせて選ぶことをおすすめしています。
例えば、
・家:戸建て or 集合住宅(エレベーターはあるorない)
・外出の手段:車orバスや電車
・よく行くスーパーなど:広いor 狭い/段差はあるorない

など、大人だけで生活しているときにはあまり意識していなかった場面に、ベビーカーを押していくことを想像してみるだけでも、サイズや重さ、機能面で必要な要素が見えてくると思います。
「バスや電車に乗る機会が多いで、折りたたみが簡単でコンパクトになるベビーカーを選んで正解でした」とか、「近所のスーパーの店内は狭く段差もたくさんあるので、小回りが効くベビーカーにすればよかった…」などの声があります。ライフスタイルに合わせてベビーカーを選ぶことがポイントなんです。

そのためにも、赤ちゃんが生まれてくる前の出産準備のタイミングで、生活環境のチェックをすることをおすすめします!購入時のチェックポイントをぜひご参考になさってください!

\購入時のチェックポイントはこちらでチェック!/

Q. 特にココはチェックして!というポイントはありますか?

ピジョンのA形ベビーカー「Runfee(ランフィ)」のタイヤを指さしながら、押しやすさについて説明する白須さん

白須
いちばんは「押しやすさ」ですね。1人で出かけていると気にならない道でも、いざベビーカーでお出かけしてみると小さな段差がたくさんあったり、ガタガタする道だったり。スーパーの混み具合や店内の通路の広さなど、利用する時間帯やシーンを想像して押しやすいかどうかというのは、選ぶ際の大切な視点のひとつだと思います。

その際にポイントとなるのがタイヤの形状。おすすめは「シングルタイヤ」です!ピジョンのベビーカーにもシングルタイヤを採用していますが、ピジョン独自のシングルタイヤにはタイヤの回転軸部分に、ミネベアミツミ社製の「超精密ボールベアリング」を搭載しているので、小回りが得意なんですよ。

※歩道と車道の間にある2cm程度の段差。道路状況によっては難しい場合もございます。

こだわりがたっぷり詰まったピジョンの「シングルタイヤ」なら、思いどおりに、曲がれる、進める。小回りがきいて狭い通路でもスイスイ!

ベビーカーの「シングルタイヤ」に搭載されている、ミネベアミツミ社製の「超精密ボールベアリング」の画像

小回りが得意で、クイッと曲がれるピジョンの「シングルタイヤ」。秘密は、タイヤが滑らかに動く働きをする回転軸に世界シェアNo.1(※)ミネベアミツミ社製の「超精密ボールベアリング」を搭載しているから。(ピジョンのA形ベビーカー「Runfee(ランフィ)RB3」「nautR(ノートアール)、B形ベビーカー「Bingle(ビングル)BB4」共通)

※外径22mm以下のボールベアリング市場、ミネベアミツミ社調べ。

ベビーカーの「シングルタイヤ」に搭載されている、コイルとゴムの2つのサスペンションのアップの画像

コイルとゴムの2つのサスペンションを搭載し、スイングするように動いて、上下だけでなく前方からの衝撃も吸収。(ピジョンのA形ベビーカー「Runfee(ランフィ)RB3」「nautR(ノートアール)共通)

\シングルタイヤの魅力ついてもっと知ろう!/

担当者おすすめのA形・B形ベビーカー

Q. A形のおすすめベビーカーを教えてください!

ピジョンのA形ベビーカー「Runfee(ランフィ)」の前で、シングルタイヤの見本を持って、笑顔でA形のおすすめベビーカーの話をしている白須さん

白須
Runfee(ランフィ)RB3」と「nautR(ノートアール)NB0-R」です!
どちらもシングルタイヤで狭い道でもクイッと曲がれて押しやすく、赤ちゃんの乗りごこちや使いやすさにもこだわって作られたベビーカーです。「Runfee(ランフィ)」はより軽くてコンパクトなサイズなので、公共交通機関をよく利用したり、ママと赤ちゃんだけでのお出かけが多いなど、日常使いにおすすめ。「nautR(ノートアール)」はピジョン最高クラスのベビーカーでお出かけが楽しくなる機能をたっぷりと搭載。どんなシーンで利用するか、ライフスタイルに合わせて選んでくださいね。

ピジョンのA形ベビーカー「Runfee(ランフィ)」背面で使用している様子 ピジョンのA形ベビーカー「Runfee(ランフィ)」のハンドルを背面から対面に切り替えている様子

ワンタッチで、対面・背面をパッと切り替えできるので、風向きや日差しなど、周囲の状況にあわせた変更も簡単ラクラクです!(「Runfee(ランフィ)RB3」「nautR(ノートアール)」共通)

折りたたみは片手でワンアクション!赤ちゃんを抱っこしたまま折りたためるので、階段、電車・バスに乗る際にもスムーズに移動できます。(「Runfee(ランフィ)RB3」「nautR(ノートアール)」共通)

大きな荷物がたっぷり入るカゴは、前からも後ろからも出し入れが可能。(ピジョンのA形ベビーカー「Runfee(ランフィ)RB3」「nautR(ノートアール)、B形ベビーカー「Bingle(ビングル)」共通)

大きな荷物がたっぷり入るカゴは、前からも後ろからも出し入れが可能。(ピジョンのA形ベビーカー「Runfee(ランフィ)RB3」「nautR(ノートアール)、B形ベビーカー「Bingle(ビングル)BB4」共通)

シートが側面まで包み込むので手が外に出にくい設計です。赤ちゃんの安全にも配慮されて作られています。(「Runfee(ランフィ)RB3」「nautR(ノートアール)」共通)

シートが側面まで包み込むので手が外に出にくい設計です。赤ちゃんの安全にも配慮されて作られています。(「Runfee(ランフィ)RB3」「nautR(ノートアール)」共通)

“赤ちゃんの好奇心を育む”をテーマにしたピジョンA形ベビーカー「nautR(ノートアール)」を笑顔で紹介している白須さん

“赤ちゃんの好奇心を育む”をテーマにした「nautR(ノートアール)」。

「nautR(ノートアール)」の幌、「パノラマウィンドウ」のアップの画像

「nautR(ノートアール)」の幌は、外の景色や風を楽しめる「パノラマウィンドウ」を搭載。背面時でも上から赤ちゃんの様子がよく見えるのも安心です。

\ピジョンのA形(A型)ベビーカー/

Q. B形のおすすめベビーカーを教えてください!

 B形のおすすめベビーカーを笑顔で紹介している石飛さん

石飛
Bingle(ビングル) BB4」は、子どもとのお出かけが楽しくなる日常使いにぴったりのベビーカーです。3.9kg(※インナーシートを除く)と軽量で操作もラクラク。生後7ヵ月から48ヵ月頃まで使え、もちろんシングルタイヤを搭載しているので、とっても押しやすいんです。店頭には赤ちゃん人形もありますので、実際に赤ちゃんが乗ったことを想定して、ビングルの押しごこちを試してもらえたら嬉しいです!」

 B形ベビーカー「Bingle(ビングル)」を片手で持っている石飛さん

実は重くなりがちなシングルタイヤでも、「Bingle(ビングル)」は3.9kg(※インナーシートを除く)という軽量化に成功!片手で持てる軽さが自慢です。

軽いので片手で折りたたみができます。ワンアクションでたためる仕様なので、赤ちゃんを抱っこしたままや、子どもの手をつないだままでも簡単。お子さまが大きくなって、あちこちに走り回るようになっても手を繋いだまま片手でたためると安心です。

リクライニングの角度は105度から135度まで。「背もたれをもう少し起こして使用したい」といったママ・パパの声を受け、従来品よりリクライニング角度を5度引き上げました。

 B形ベビーカー「Bingle(ビングル)」のインナーシートを持っている石飛さん

インナーシートは通気性がよくムレにくいメッシュ生地を全面に採用しており、取り外して丸洗いが可能です。汗や食べこぼしなどで汚れても安心。

 B形ベビーカー「Bingle(ビングル)」のメッシュのベースシートのアップの画像

さらに、インナーシートなしでも使えるので、熱い夏でもムレにくく快適な乗りごこちを実現。

幌の高さが調節可能で48ヵ月まで長くお使いいただけます。成長して背が伸びてもゆったり!また、夏の暑い日でも地面からの照り返しを受けにくいハイポジションシートを採用。乗せ下ろしもスムーズです。

\ピジョンのB形(B型)ベビーカー/

まとめ

 B形ベビーカー「Bingle(ビングル)」と笑顔の石飛さん

石飛
ぜひ妊娠中の余裕のある時期に、店頭でいろいろなベビーカーを試して違いを体感してもらえたらと思います。押しやすさは実際に動かしてみてはじめて実感するかと思います。インスタグラムの「ピジョンハッピートラベル公式アカウント」でも、みなさんの参考になるようなベビーカーの情報をどんどん発信しているのでチェックしてみてくださいね!

A形ベビーカー「Runfee(ランフィ)」と笑顔の白須さん

白須
ベビーカーは何度も買い替えするものではないですし、出産準備のときには他にもたくさんのアイテムを揃えるなかでお値段も張りますから、悩ましいお買い物になるのかなと思っています。ピジョンのベビーカーは“赤ちゃんとのお出かけを楽しんでほしい”という思いのもとで、さまざまな機能が考えられています。ですから、みなさんがベビーカーを選ぶ際は、「赤ちゃんが生まれたらこんなところに行きたいね!」と、赤ちゃんとのお出かけを想像しながら楽しんで選んでいただけたら嬉しいです。

\選び方ポイントのおさらい/

・出産準備の時にまず見ておきたいのはA形、生後7ヵ月以降に購入するならB形

・ベビーカー選びはライフスタイルに合わせて

・大切なのは「「押しやすさ」。特に狭い道や人混みでもクイッと曲がれるかをチェック!

・A形のおすすめは、移動は電車やバスがメインで階段の利用なども多い方には軽量ベビーカーの「Runfee(ランフィ)」、車移動がメインなど、持ち運びの頻度が高くない方には多機能ベビーカーの「nautR(ノートアール)」

・B形のおすすめは日常使いに適していて48ヵ月まで使える「Bingle(ビングル)」

・妊娠中の余裕のある時期に、赤ちゃんとのお出かけを想像しながら楽しく選ぶのがおすすめ!

今回取材したのはこの人

ピジョン株式会社 プロモーション担当 白須さん

ピジョン株式会社 プロモーション担当
白須さん

2児のママ。ベビーカーなどの商品プロモーションを担当。SNSでもピジョン商品の魅力を発信中!

ピジョン株式会社 プロモーション担当 石飛さん

ピジョン株式会社 プロモーション担当
石飛さん

公式SNSを担当し、ベビーカーをはじめとした製品情報やトピックを楽しく発信中!

ピジョンのベビーカー・ベビーカー用品

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文・写真/エチカ

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